ダイバーシティ

ダイバーシティは、日本語で「多様性」という意味です。性別・年齢・人種・学歴・価値観・趣味嗜好など、個人が持つあらゆる違いを指します。もともとは、アメリカで性別や人種の違いによる雇用の差別をなくすためにダイバーシティの考えが広がりました。現代の日本では、労働人口の減少を解決し、企業の成長・発展を促すために必要な戦略として捉えられています。

情報サービス産業協会が2020年度に実施した調査によると、日本のIT企業における女性エンジニアの比率は21.1％と、低い水準となっています。女性エンジニアの少なさはIT業界全体が抱える課題であり、女性が働きやすい職場環境を整えることが求められます。

※参照：情報サービス産業協会「2020年版　情報サービス産業　基本統計調査」

企業にとってダイバーシティが重要な理由を紹介します。

現代の日本では、終身雇用や年功序列といった従来の雇用形態から、価値観が大きく変化しています。仕事とプライベートの両立、充実感・達成感の追求、個人能力の発揮重視など、多種多様な価値観で仕事に取り組もうとしている人が増えています。雇用意識や働き方の多様化に対応するため、企業は人材のニーズを把握し、ダイバーシティを実践していくことが重要です。

実店舗だけでなくインターネットでの購入が広がるなど、消費市場が成熟し、消費者の志向も多様化しています。また、消費意欲がモノからコトへ移行する傾向にあります。他社との競争が激化するなかで、企業は移り変わる消費者のニーズに対応することが重要です。ダイバーシティを企業戦略に取り入れれば、自由なアイデアを出したり、柔軟な意思決定をしたりすることが可能となります。

ダイバーシティ推進に向け、アイネスが行っている取り組みについて紹介します。

仕事と育児・介護を両立するために、休暇制度、短時間勤務、残業免除など、さまざまな支援制度を整備し、制度を利用しやすい雰囲気づくりにも力を入れています。

女性の活躍推進

労働時間の開始・終了時間を自分で決めることができ、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が可能となっています。

柔軟な働き方

テレワークやサテライトオフィスを導入し、好きな場所で働ける体制を整えています。テレワークでは、環境整備のために手当の支給も行っています。

サテライトオフィス